上高地
上高地は、長野県松本市にある標高約1500メートルの山岳景勝地です。中部山岳国立公園の一部として、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物) に指定され、年間120万人もの観光客が訪れる山岳景勝地です。清廉な風景は絶景で、何度も訪れるファンがいるほどです。気ままに散策を楽しんだり、 本格的な登山に挑戦したり、宿に泊まって星空を堪能したりと、さまざまなスタイルで大自然を満喫できます。上高地エリアに入れるのは、 例年4月中旬~ 11月15日。春のオープン時期は県道の上高地公園線の開通日によって前後します。
河童橋は、上高地のシンボル。大正時代に造られた橋で、数回の架け替えを経て現在は五代目。大自然の中、果敢にかけられた吊り橋は、 堂々たる山岳風景の中に溶け込んでいます。 橋の上からは穂高連峰や岳沢、梓川、反対側には焼岳を望める絶好のビューポイントです。 上高地バスターミナルからのアクセスもよく、橋周辺は土産物店やレストラン、ホテルが並んでいて観光客でにぎわいます。
大正池は、大正4年の焼岳大爆発によってせきとめられてできた池。穂高連峰や焼岳、枯れ木が湖面に映る景観は、上高地を象徴する風景です。 上高地に訪れたら一度は見てほしいスポットです。
原生林の中に広がる湿原地帯に、ぽっかりと浮かぶのが、田代池です。澄み切った水面にはイワナが見えることもあります。
平成10年11月に竣工した両橋は、長野県産のカラマツとヒノキだけが使われ景観に配慮してデザインされた木橋です。橋長:22メートル 幅員:5.5メートル。
旅館のようなロッジのような宿、朝焼けの宿として知られる「明神館」や、スイス・アルプスを思わせる赤い三角の屋根と丸太小屋風の外観で、 上高地のシンボル的なリゾートホテルの上高地帝国ホテルなど趣のある宿泊施設もあります。
所在地:長野県松本市